スコーンを低糖質にする、その仕組みをやさしく解説
スコーンって、紅茶と一緒に食べるあの時間が特別よね。外はほろっとして、中はしっとりふんわり。そんなスコーンを糖質オフで作れたら、毎日のティータイムがもっと気軽になる。
このレシピは薄力粉をアーモンドプードルと米粉に置き換えて、牛乳の代わりにアーモンドミルクを使う。グルテンフリーでありながら、スコーンらしいほろほろとした食感はちゃんと残るの。アーモンドプードルの豊富な脂質が、バターと組み合わさってあのリッチな口どけを作り出してくれる。
アーモンドミルクが体に届ける栄養素
アーモンドミルクはアーモンドを水と一緒にブレンドして漉したもの。牛乳と比べてカロリーと糖質がかなり低く、乳製品が苦手な方や乳アレルギーがある方にとって頼りになる代替ミルクのひとつ。
ビタミンEが豊富なのがアーモンドミルクの大きな特徴。アーモンドそのものに含まれるビタミンEが液体になっても残っていて、抗酸化作用を持つ栄養素として肌の酸化ダメージをやわらげる働きが期待されているわ。紫外線が気になる季節に意識して摂りたい栄養素のひとつね。
カルシウムは牛乳より少ないけれど、市販のアーモンドミルクにはカルシウムが添加されているものも多い。購入する際は成分表示を確認するといい。
不飽和脂肪酸も含まれていて、飽和脂肪酸が多い牛乳とは脂質の質が異なる。血中コレステロールへの影響が違うとされていて、脂質の種類を意識したい方に選ばれている理由のひとつね。
米粉がグルテンフリーに果たす役割
このレシピには少量の米粉を加える。アーモンドプードルだけだと生地のまとまりが弱く、成形しにくい場合があるの。米粉はグルテンを含まないけれど、でんぷんの力で生地をつなぐ役割を果たしてくれる。アーモンドプードルと組み合わせることで、グルテンフリーでありながら扱いやすい生地に整うわ。
米粉に含まれるでんぷんは消化吸収が比較的穏やかとも言われていて、薄力粉と比べて血糖値の上昇がゆるやかになりやすいとされている食材のひとつ。
ベーキングパウダーとレモン汁の組み合わせ
このレシピにはベーキングパウダーとレモン汁を両方使う。レモン汁の酸がベーキングパウダーと反応して炭酸ガスを発生させ、生地を内側からふんわり膨らませてくれる。グルテンがない生地はどうしても膨らみが出にくいから、この2つの組み合わせが大切なの。
レモンに含まれるクエン酸は疲労回復をサポートするとも言われていて、スコーンを食べながらこっそり体にうれしい成分も摂れてしまうわ。
材料(6個分)
- アーモンドプードル 150g
- 米粉 50g
- エリスリトール 30g
- ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
- 塩 ひとつまみ
- 無塩バター 50g(冷たいまま1cm角に切る)
- アーモンドミルク 60ml
- 卵 1個
- レモン汁 小さじ1
- バニラエッセンス 少々
作り方
下準備 バターは使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。冷たいバターを生地に粒として残すことが、あのほろほろとした食感を生み出すポイント。オーブンは190℃に予熱しておいて。
1. 粉類を混ぜる ボウルにアーモンドプードル、米粉、エリスリトール、ベーキングパウダー、塩を入れてよく混ぜ合わせる。
2. バターをすり込む 冷たいバターを加え、指先でさくさくと粉とバターをすり合わせる。バターが細かい粒状になって、全体がさらさらとした砂状になればOK。体温で溶けやすいから、手早くやるのがコツよ。
3. 湿潤材料を加える アーモンドミルク、卵、レモン汁、バニラエッセンスをよく混ぜてから粉のボウルに加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。混ぜすぎないこと。粉気が少し残るくらいでひとまとめにして。
4. 成形する 生地をラップに包んで軽く整え、厚さ2cmほどの円形に伸ばす。包丁で6等分に切るか、スコーン型や丸型で抜く。切り口はなるべく触らないで。
5. 焼く 天板にクッキングシートを敷いて生地を並べ、表面に残りのアーモンドミルクを薄く塗る。190℃のオーブンで18〜22分、表面がきつね色になるまで焼いたら完成よ。
こうしたら失敗した失敗談
バターを室温に戻してから使ってしまって、焼き上がりがぽてっと重たい食感になってしまったことがある。スコーンの命はバターを冷たいまま生地に粒として残すこと。温かいバターは粉に溶け込んでしまって、あのほろほろ感が全然出なかったの…。冬でも夏でも、バターは直前まで冷蔵庫から出さないのが絶対ルールね。
生地をこねすぎてしまって、焼いたらぎゅっと締まった硬いスコーンになったことも。アーモンドプードルと米粉にはグルテンがないから、こねることに意味がないどころか食感を損なうだけ。さっくり混ぜてひとまとめにしたら、それ以上触らないようにするのが正解よ。
エリスリトールの量を増やしすぎて、口の中にひんやりとした感触がずっと残ってしまった。甘みが強いスコーンを作りたい場合は、エリスリトールだけで増やすよりもラカントと半量ずつ混ぜて使う方が、後味がきれいになるわ。
成形した後に切り口をこねこねと触りすぎて、焼いても縦に割れないスコーンになってしまったことがある。スコーンの表面があのきれいに割れるのは、切り口を触らずにそのまま焼くから。断面はなるべくそのままにしておくのがコツね。
焼き時間が足りなくて、中が半生のままのスコーンを食卓に出してしまったことも(泣)。アーモンドプードルは薄力粉より火の通りが遅い傾向があるから、表面の色だけじゃなく竹串で中を確認する習慣をつけておくといいわ。
食べ方アレンジ
そのままでも十分においしいけれど、記事3で作ったりんごジャムを添えると一気に特別感が出る。ギリシャヨーグルトとはちみつを添えてクロテッドクリーム風にするのもおすすめ。乳不使用にしたい場合は豆乳ヨーグルトで代用できるわ。
保存方法
焼き上がったスコーンは常温で当日中、冷蔵で3日ほど保存できる。時間が経つと乾燥しやすいから、密閉容器に入れて保存して。冷凍する場合は1個ずつラップで包んでから保存袋へ。冷凍で3週間ほど保存できるわ。食べる前にオーブントースターで3〜4分温めると、焼きたてのほろほろ感が戻ってくる。紅茶を淹れながら温めると、キッチンに漂う香りまで幸せよ。

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