糖質制限中でも食べられるシュークリームの作り方

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シュークリームを低糖質にする、その仕組みをやさしく解説

シュークリームって、お菓子の中でもとびきり幸せな存在よね。あのふわっと軽いシュー皮に、とろりとしたクリームが包まれた瞬間のうれしさといったら…。糖質制限中だからって諦めていたなら、朗報があるわ。

シュークリームを低糖質にするポイントは大きく2つ。シュー皮の薄力粉を減らしてアーモンドプードルと組み合わせること、そしてカスタードクリームの砂糖をラカントに置き換えること。この2つの工夫で、見た目も食感も本格的なシュークリームが低糖質で仕上がるの。


シュー皮の材料が体に与える影響

シュー皮の主役はバターと卵。この2つが生み出す豊かな風味と、あのふっくら膨らむ仕組みを支えている。

バターに含まれる脂質が、焼いている間に水蒸気を閉じ込めてシュー皮を膨らませる。脂質はエネルギー密度が高い栄養素で、少量でも満足感が続きやすい性質がある。低糖質レシピではむしろ脂質をうまく活用することで、糖質を減らしながら満足感を維持できるのよ。

卵はたんぱく質と脂質が豊富で、必須アミノ酸をバランスよく含む食材のひとつ。加熱によって卵のたんぱく質が凝固することで、シュー皮の骨格が形成される。アーモンドプードルにはグルテンがないから、卵の凝固力がシュー皮の構造を支える要になるの。


カスタードクリームと栄養の話

カスタードクリームの主原料は牛乳、卵黄、砂糖、薄力粉。このレシピでは砂糖をラカントに、薄力粉を片栗粉に置き換えることで糖質を抑えながら、とろりとなめらかな食感を再現する。

卵黄にはビタミンAやビタミンD、ビタミンB群が豊富に含まれている。脂溶性ビタミンの宝庫とも言える食材で、牛乳のカルシウムと組み合わさることで、骨や肌の健康をサポートする栄養素を同時に摂れる組み合わせになっているわ。

片栗粉はとろみをつける役割を果たすけれど、薄力粉より少量で同じとろみが出せる。糖質量は片栗粉の方が高めだから、使う量を最小限にとどめることがポイントね。


バニラが気持ちに与えるやさしい影響

バニラエッセンスはカスタードクリームに欠かせない香り。バニラに含まれるバニリンという成分には、気持ちをリラックスさせる効果があるとも言われている。甘いものが食べたくなる時って、味だけじゃなく香りを求めていることも多いの。バニラの香りだけでも心がほっとするような感覚、経験したことがあるんじゃないかしら。


材料(8個分)

シュー皮

  • 薄力粉 40g
  • アーモンドプードル 20g
  • 無塩バター 50g
  • 水 100ml
  • 卵 2〜3個(生地の硬さで調整)
  • 塩 ひとつまみ

カスタードクリーム

  • 牛乳 250ml
  • 卵黄 3個分
  • ラカントS 50g
  • 片栗粉 20g
  • バニラエッセンス 少々
  • 無塩バター 10g

作り方

カスタードクリームを先に作る

1. 卵黄とラカントを混ぜる ボウルに卵黄とラカントSを入れてよく混ぜ、白っぽくなるまでしっかりとすり混ぜる。片栗粉を加えてさらに混ぜておく。

2. 牛乳を温める 鍋に牛乳を入れて中火で温め、沸騰直前で火を止める。沸騰させると表面に膜が張りやすいから注意して。

3. 合わせる 温めた牛乳を卵黄のボウルに少しずつ加えながらよく混ぜ、鍋に戻して中火にかける。絶えず木べらで混ぜながら加熱して、とろっとしてきたらバターとバニラエッセンスを加えてひと混ぜ。

4. 冷やす ラップをクリームに密着させて覆い、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やしておく。


シュー皮を作る

5. 生地を作る 鍋に水、バター、塩を入れて中火で熱し、バターが溶けたら一度沸騰させる。火を止めて薄力粉とアーモンドプードルを一度に加え、木べらで手早く混ぜ合わせる。

6. 卵を加える 再び弱火にかけて生地をまとめながら1〜2分加熱し、鍋底に薄い膜が張ったらボウルに移す。粗熱が取れたら溶き卵を少しずつ加え、木べらですくった生地がゆっくり三角形に垂れる硬さになったらOK。

7. 絞る 天板にクッキングシートを敷き、絞り袋に生地を入れて直径5cmほどの円形に絞り出す。表面を軽く水で濡らした指先で整えて。

8. 焼く オーブンを200℃に予熱して20分、そのまま温度を下げずにさらに15分焼く。途中でオーブンを開けると膨らみが一気に落ちるから、焼き上がるまで絶対に扉を開けないで。

9. 仕上げ 完全に冷めたシュー皮に切り込みを入れ、冷やしたカスタードクリームを絞り入れたら完成よ。


こうしたら失敗した

焼いている途中でどうしても気になってオーブンを開けてしまったら、ぺたんこになったシュー皮が並んでいた…。膨らみかけた生地は外気に触れた瞬間に一気に萎んでしまうの。どんなに気になっても、焼き上がりまで絶対に扉を開けないのが鉄の掟よ。

卵を一気に全量加えてしまって、生地がべちゃべちゃになったことがある。卵のサイズによって必要な量が変わるから、少しずつ加えながら生地の硬さを確認するのが正解。三角形にゆっくり垂れる硬さになったところでストップして。

カスタードクリームを作る時に牛乳を沸騰させてしまって、卵黄と合わせた途端にスクランブルエッグ状になってしまったことも(泣)。牛乳は沸騰直前で止めること、そして卵黄のボウルに少しずつ加えながら混ぜることが分離を防ぐコツね。

シュー皮が冷めないうちにクリームを詰めたら、クリームがどろどろに溶けてしまって大惨事に…。シュー皮とカスタードクリーム、両方しっかり冷めてから合わせるのが絶対条件よ。

片栗粉を多めに入れすぎて、カスタードがまるでゼリーのような固さになってしまったことも。片栗粉は加熱するとぐっとかたまるから、分量はきっちり守って。調整するなら少なめから始めて、様子を見ながら足していくのが安心ね。


保存方法

クリームを詰めた状態のシュークリームは、冷蔵で当日中に食べるのがおすすめ。シュー皮がしんなりしてくるから、できたてをその日のうちに楽しんで。シュー皮だけなら冷凍で2週間ほど保存できるわ。食べる前にオーブントースターで3分ほど温めるとパリッと復活するから、クリームを詰めるのは食べる直前がベストね。

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この記事を書いた人

マイ パティシエ / ヘルシーフードアドバイザー
「食べたいのに食べられない」をなくすこと。
食事制限がある方や、料理が苦手な方でも“おいしい”をあきらめなくていいように、毎週コツコツと新しいレシピを研究しています。
難しいテクニックよりも、再現性とやさしさを重視したレシピづくりがモットー。
このラボでは、ただ制限するだけでなく、「おいしい!」と笑顔になれる味を大切にしています。
アレルギーがあるお子さんも、ダイエット中の方も、みんなが一緒に楽しめるおやつ時間を増やせたら嬉しいです。

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