チョコレートと体の関係、バレンタインだからこそちゃんと知っておきたい話
バレンタインってチョコレートを渡す日だけど、糖質制限中だと市販のチョコを気軽に選べなくて、ちょっと複雑な気持ちになることがあるよね。でも実は、チョコレートそのものは体にとって悪者じゃないの。問題なのはチョコに含まれる砂糖の量であって、カカオ自体は栄養豊富な食材なのよ。
カカオに含まれるフラバノールという抗酸化成分については記事6のブラウニーでも触れたけれど、血管の健康をサポートする可能性があるとして研究が続けられている成分のひとつ。マグネシウムや鉄も含まれていて、ただの嗜好品ではない顔を持っているの。バレンタインに渡すなら、体にもうれしいチョコ菓子を選びたいわよね。
カカオ含有量と糖質の関係を正しく理解する
チョコレートを選ぶ時にカカオ含有量が重要なのは、カカオの割合が高いほど砂糖の量が少ないから。カカオ70%以上のチョコレートは砂糖の割合がぐっと下がり、カカオの苦みと風味が前面に出てくる。砂糖不使用のお菓子に使う場合は、このカカオの風味が甘味料の甘さと絶妙にバランスを取ってくれるの。
カカオ100%のチョコレートは砂糖がゼロだけど、苦みが非常に強い。砂糖不使用レシピに使う場合は甘味料をしっかり加えることが前提になるわ。使い慣れるまでは、カカオ70〜85%あたりから始めるのがやりやすいかもしれない。
5つのレシピを紹介する前に知っておきたいこと
このレシピ5選は、それぞれ異なる食感と難易度で構成しているの。混ぜるだけの簡単なものから、少し手間のかかる本格的なものまで。渡す相手やシーンに合わせて選んでほしいわ。どれもカカオ70%以上のチョコレートとラカントまたはエリスリトールを使って砂糖不使用に仕上げているから、糖質制限中の方にも渡しやすい。
① 砂糖不使用生チョコ|混ぜて固めるだけの基本レシピ
栄養ポイント
生チョコはチョコレートと生クリームだけで作るシンプルな構成。脂質は多めだけど、カカオ由来のポリフェノールと乳脂肪が組み合わさって、少量でも満足感が高い一品になる。生クリームの乳たんぱく質とカルシウムも摂れるわ。
材料(約20粒分)
- 製菓用チョコレート(カカオ70%以上) 150g
- 生クリーム 75ml
- ラカントS 大さじ1
- 無塩バター 10g
- カカオパウダー 適量(仕上げ用)
作り方
チョコレートを細かく刻んでボウルに入れる。鍋で生クリームとラカントSを沸騰直前まで温めてチョコレートのボウルに注ぎ、1分待ってからゆっくり中心から混ぜ合わせる。なめらかになったらバターを加えてひと混ぜ。クッキングシートを敷いたバットに流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。固まったら2〜3cm角に切り、カカオパウダーをまぶして完成よ。
② 砂糖不使用チョコレートトリュフ|外側をコーティングする本格レシピ
栄養ポイント
トリュフはガナッシュをチョコレートでコーティングする工程が加わる。外側のコーティングチョコレートからもカカオポリフェノールが摂れる。ひとつひとつが小さいから、少量をゆっくり味わう食べ方に向いているわ。
材料(約15粒分)
- 製菓用チョコレート(カカオ70%以上) 200g(ガナッシュ用150g、コーティング用50g)
- 生クリーム 70ml
- ラカントS 大さじ1
- 無塩バター 10g
- ラム酒 小さじ1(お好みで)
作り方
生チョコと同じ手順でガナッシュを作り、冷蔵庫で2時間冷やす。スプーンで一口大にすくって手で丸め、冷凍庫で15分冷やす。溶かしたコーティング用チョコレートをフォークに乗せたガナッシュにかけて、クッキングシートの上に並べて固める。仕上げにカカオパウダーや刻んだナッツをのせてもきれいよ。
③ 砂糖不使用チョコレートバーク|トッピングで映えるシンプルレシピ
栄養ポイント
バークはチョコレートを薄く伸ばしてトッピングをのせるだけの最もシンプルなレシピ。ドライフルーツやナッツ、種実類をトッピングにすることで、食物繊維やビタミン、ミネラルを一緒に摂れる。見た目の華やかさに対して作業がとびきり簡単なのも魅力ね。
材料(作りやすい分量)
- 製菓用チョコレート(カカオ70%以上) 150g
- ラカントS 大さじ1
- フリーズドライいちご 適量
- ピスタチオ(刻んだもの) 適量
- カカオニブ 適量
- 食用バラの花びら 適量(お好みで)
作り方
チョコレートを湯煎で溶かしてラカントSを加えてよく混ぜる。クッキングシートの上に薄く広げ、トッピング類をきれいに散らす。冷蔵庫で1時間以上冷やし固め、手で割れば完成。ラッピングが簡単で見た目も華やかだから、バレンタインの贈り物にいちばん向いているかもしれないわ。
④ 砂糖不使用アーモンドロッシェ|ナッツとチョコの最強コンビ
栄養ポイント
アーモンドとチョコレートの組み合わせは栄養面でも相性がいい。アーモンドのビタミンEと不飽和脂肪酸、カカオのポリフェノールとマグネシウムを同時に摂れる。食物繊維も含まれていて、少量でも腹持ちがいいおやつになるわ。
材料(約20個分)
- ローストアーモンド 100g
- 製菓用チョコレート(カカオ70%以上) 100g
- ラカントS 大さじ1
- カカオパウダー 少々
作り方
チョコレートを湯煎で溶かしてラカントSを混ぜ、ローストアーモンドを加えてよく絡める。スプーンでクッキングシートの上に一口大ずつ落とし、冷蔵庫で1時間固めたら完成。仕上げにカカオパウダーを薄くふりかけるときれいよ。
⑤ 砂糖不使用チョコレートフォンデュ|その場で楽しむパーティーレシピ
栄養ポイント
フォンデュはチョコを溶かした状態で食べるから、チョコの量を自分でコントロールしやすい。ディップする食材にフルーツやナッツを選べば、ビタミンCや食物繊維も一緒に摂れる。少量のチョコでたくさんの食材を楽しめるから、カロリーと糖質を抑えやすい食べ方ね。
材料(4人分)
- 製菓用チョコレート(カカオ70%以上) 150g
- 生クリーム 100ml
- ラカントS 大さじ2
- ディップ用食材 いちご・バナナ・くるみ・マシュマロ(砂糖不使用)など
作り方
チョコレートを細かく刻む。鍋で生クリームとラカントSを沸騰直前まで温め、火を止めてチョコレートを加えてゆっくり混ぜ合わせる。なめらかになったらフォンデュポットや保温できる容器に移して、お好みの食材をディップして楽しんで。
5レシピ共通の失敗談
チョコレートを溶かす時に水が一滴でも入ってしまって、生地が急に固まってぼそぼそになったことがある。チョコレートは水分に非常に敏感だから、湯煎のお湯が蒸気になってボウルに入らないよう、ボウルのサイズと鍋の組み合わせに気をつけて。
生クリームを冷たいまま熱いチョコに加えたら分離してしまったことも。生クリームは必ず温めてからチョコに合わせること。温度差が大きいと乳化がうまくいかないの。
ラカントSを加熱中に混ぜ続けてしまって結晶化したことがある。キャラメルほど繊細ではないけれど、溶かす工程では混ぜすぎないのが無難よ。
冷蔵庫から出したばかりのチョコ菓子の表面に水滴がついて白く曇ってしまったことも。食べる30分前に冷蔵庫から出して、室温に戻してから食べると表面がきれいなままよ。
ラッピングと保存のポイント
砂糖不使用チョコ菓子はエリスリトールが入っているものが多いから、冷えると表面がひんやりとした感触になりやすい。渡す相手に砂糖不使用であることと、冷蔵庫から出して少し室温に戻してから食べるとおいしいことを伝えておくと親切ね。
冷蔵で5日、冷凍で3週間ほど保存できる。渡す前日に作って冷蔵庫で保存しておくのがいちばん安心よ。

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